概要
空海を開基とする真言宗高野山派の寺。弘仁元年(810)に開かれたと法住寺由緒にある。伝承によると空海が唐に渡ると、青龍寺の恵果阿闍梨(けいかあじゃり)に師事し、正式な伝承者であるしるしの三杵(さんしょ)を授けられた。この三杵はなかなか授けられない秘法具だった事から、異国へ渡ることを避けようとした唐の僧侶達が海岸まで追いかけてきた。空海は三杵を日本に向けて投げたところ、佐渡島の小比叡山(新潟県佐渡市)の柳と宝立の吼木山(石川県珠洲市)の桜、高野山(和歌山県伊都郡高野町)の松の三か所に飛んでいった。空海は散らばった三杵を探し出し、それぞれの霊地に寺院を開山したと伝えられている。
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