正式名称 見附島(みつけじま)
能登半島国定公園
概要
見附島(みつけじま)は、石川県珠洲市にある無人島で、その姿から軍艦島(ぐんかんじま)とも呼ばれています。空海が佐渡島からやってきて最初に見つけたことから「見附島」と命名されたと云われています。
島は長さ約150m、幅約50m、標高約30mの小島で、全体が珠洲市の特産物である七輪の原材料として知られる珪藻土で出来ており、珠洲をあらわす象徴であると共に能登半島国定公園の景勝地として知られ、また正面からは人の顔のようにも見えることから多くの観光客を集めています。
1991年の平成3年台風第19号、1993年の能登半島沖地震、2007年の能登半島地震、新潟県中越沖地震などの自然災害による崩落と、経年による風化のために少しずつ形が変わってきています。

2015見附島全体写真【クリックで写真を見る】
幸せの鐘
「幸せの鐘」と呼ばれる鐘があり、カップルで訪れると幸せになると云われています。
えんむすびーち
見附島と恋路を結ぶ海岸沿いは「えんむすびーち」と名付けられており、見附島と恋路を訪れると縁起が良いとされています。
椿の嫁入り
昔は見附島に椿(珠洲市の花)が多く自生しておりました。ですが、台風の影響により大打撃を受け、花が散ってしまいました。
海に投げ出された花を見附島公園内に植林した所すべて雄株だったことから、恋路から雌株を譲り受け、繁殖に成功いたしました。
現在では孫の代まで健やかに育っています。その場所を訪れると、夫婦円満・子孫繁栄・良縁・子宝に恵まれると云われています。ぜひ、嫁入り椿を訪れてみてください。
見附島周辺に咲き乱れる桜
観光客様にもっと見附島を楽しんでいただこうと、様々な取り組みがなされており、その一つに周辺に咲き乱れる桜があります。春になると公園内でのお花見をできます。※ゴミはお持ち帰りいただくようご協力お願い致します。
見附島周辺でのイベントはコチラでご確認下さい
交通アクセス
北鉄奥能登バス宇出津真脇特急「南鵜飼」バス停下車、徒歩8分。
北鉄奥能登バス珠洲特急「珠洲鵜飼」バス停下車、徒歩17分。